すぐにできる対策法
ツボ
手軽にできる、手のツボを押してみましょう。
手にあるツボを押すと、少し汗を抑えられます。
ごうこく:親指と人差し指との間の骨がある所を押す。
いんげき:手のひらを上にしたとき、小指側の手首から指1本分くらい下にずれたところにあるツボ。
舞妓さんや芸者さんなどの仕事の方は、
顔の化粧が落ちないように帯をきつく締めて、汗が出るのを抑えています。
帯などで胴回りを締めると汗があまり出ないのです・・・大変ですね。
半側発汗
上記にあるように舞子さんが顔汗をかかないのは理由があります。
これは半側発汗という方法で、圧迫する側の汗が減り、
反対側の汗が増えるという対策法です。
脇の下のろっ骨を強く圧迫して顔や頭の汗を止めているのです。
温度調節
女性は、メイクの前に保冷剤や濡らしタオルなどを使い、
首の後ろを押さえ冷まします。
外出時などは、ハンカチを水で湿らし首にあてます。
こうして、首を頻繁に、冷やすと体温調節ができ、汗を抑えることが可能です。
また冷たいペットボトルなどで手首を冷やすのも効果的、汗が出にくくなります。
汗は普通のこと
多汗症でもっとも多い原因は「精神的」なものです。
「汗をかいたらどうしよう」
「汗が出て恥ずかしい」
という思いが、多汗症を引き起こしている場合が多いのです。
本人には悩みが大きく、若い人や女性ならもっと気にするでしょう。
でも悩みすぎは、多汗症をひどくしてしまいます。
汗は誰でもかく普通のこと、あまり考えすぎないことも大事です。